アワードの進捗

NEXT ACTION

企業審査(7月上旬)

スケジュール

  • 2025年
    4月10日(木)

    テーマ募集開始

  • 6月25日(水)

    テーマ募集締め切り

  • 7月上旬

    テーマ審査(参加企業選定)

  • 9月上旬

    テーマ発表&デザイン提案募集開始

  • 10月下旬

    提案募集締め切り

  • 11月上旬

    提案一次審査
    デザイナーからの提案を
    企画書で審査

  • 11月下旬

    提案二次審査
    テーマ選定企業とともに、
    一次審査を通過した提案から
    「テーマ賞」を選定

  • 2026年
    1月上旬

    テーマ賞発表

  • 2月上旬

    提案最終審査&結果発表
    テーマ賞受賞者による
    プレゼンテーション、
    審査

  • 商品化・事業化 実現化に向けて協業開始

審査委員長挨拶

この度、東京ビジネスデザインアワード審査委員長を拝命いたしました秋山かおりです。

いま、世界はとても複雑で流動的です。
大きな河の流れの中で、どこに向かうか分からない船出は意義を見つけにくく、手探りの状態で渦中にいると楽しめないだけでなく不安も多々あることと思います。

そこで大切なのは、少し離れた場所に'分かり合える良き理解者'を作ること。

鳥のように広く俯瞰し風を読み、周囲を巻き込み具現化していけるデザイナーがいます。事業者の皆様が抱える問題に寄り添い、突破口を探るのに大切なパートナーとなり得るのです。

いままでTBDAを通して、実際にあらゆる形の協働を通して新たなビジネスが生まれてきました。このアワードも今年で14年目を迎え、他のコンペティションとは大きく異なる点として事業化・商品化に対する多方面からのサポートがありますが、この度刷新されてより一層充実した形となります。

事業者の皆様、社会との関わりやビジネスの周辺から、いま一度自社の向かうべき方向をデザイナーと考えてみませんか?新たなモノづくりだけでなく、モノづくりを介したコミュニケーションの取り方や発信の仕方などを通して、もともと行いたかった自分たちの芯の思いが見えてくるはずです。

デザイナーの皆様、フリーランスで経験を積まれたデザイナーだけでなく、インハウスで企業のためにも自分のためにも幅と奥行きを広げる場を探しているデザイナーにとってもTBDAは意義深い機会となることでしょう。

純粋で清々しく強い思いが協働を通して人を巻き込み大きな力になっていくと私は信じています。2025年度新生TBDAでの皆様との出会いを楽しみにしています。

2025年度 東京ビジネスデザインアワード審査委員長    秋山かおり

2025年度
東京ビジネスデザインアワード
審査委員長 秋山かおり

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審査委員会

審査委員長秋山 かおり Kaori Akiyama

プロダクトデザイナー|
STUDIO BYCOLOR

色や素材の持つ力を効果的に活用するデザイン事務所STUDIO BYCOLORを主宰。2002 年千葉大学工学部デザイン工学科卒業、オフィス家具メーカー勤務を経て現在に至る。iF Design Award Gold、 DFA アジアデザインGold賞、DIA Top100、グッドデザイン賞受賞、LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2016 選出等。グッドデザイン賞審査員、What Design Can Do Committee member(オランダ)、タイ デザインエクセレンスアワード審査員、台湾国際学生デザインコンペティション審査員など国内外の審査員を務め、デザインの価値を見出す活動も行う。千葉大学にて非常勤講師、法政大学デザイン工学部にて兼任講師を務める。

谷口 靖太郎 Seitaro Taniguchi

デザインエンジニア / ディレクター

2013年英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了。昼はデザインを媒介に先端的なテクノロジーを社会実装させる“イノベーションの探求”に務め、夜はDJや植物栽培、プラモデル・ソフビ制作など、カルチャーを狭く深く掘り続けている。主なプロジェクトに「Selforg」「Legmin」「Moon Rover」。受賞歴としてCORE 77 DESIGN AWARDSやグッドデザイン賞などがある。

日髙 一樹 Kazuki Hidaka

特定訴訟代理人・弁理士 /
デザインストラテジスト|
日高国際特許事務所所長

特許庁審査官、通産省課長補佐を経て1990年日高国際特許事務所設立。九州大大学院、芝浦工大、東京理科大、東京芸大等の講師、経産省ブランド戦略委員、特許庁産学連携デザイン契約委員長、グッドデザイン賞審査委員、京都工芸繊維大理事等を歴任。現在、京都工芸繊維大学長顧問・大学院特任教授、金沢美術工芸大講師、グッドデザイン・フェロー等を務める。
「経営と知財戦略」「知財・開発リスクマネジメント」「知財契約」「デザイン思考型ビジネス論」「3Dデータの知財マネジメント」等の講義を行うとともに同観点から多数の企業や公的機関のサポートを行なっている。

坊垣 佳奈 Kana Bogaki

株式会社マクアケ 共同創業者 / 顧問

同志社大学卒業後、2006年に株式会社サイバーエージェントに入社。複数の子会社立ち上げを経験し、2013年株式会社マクアケの創業に共同創業者・取締役として参画。
アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」の事業拡大に従事しながら、 全国各地での講演や金融機関・自治体との連携などを通した中小企業・伝統産業の支援など、地方創生にも尽力。
また、サツドラHD(株)の社外取締役やXTalent株式会社の外部アドバイザーにも就任、ACCやForbesなどのクリエイティブ・PRやブランディング関連、スタートアップ・ベンチャー関連賞の審査員も務める。News23やWBS等のニュース番組にてコメンテーター出演。著書に『Makuake式「売れる」の新法則』。

宮崎 晃吉 Mitsuyoshi Miyazaki

建築家|
株式会社HAGISO代表取締役

群馬県前橋市生まれ。
2008年東京藝術大学大学院修士課程修了後、磯崎新アトリエ勤務。
2011年より独立し建築設計やプロデュースを行うかたわら、2013年より、自社事業として東京・谷中を中心エリアとした築古のアパートや住宅をリノベーションした飲食、宿泊事業を設計および運営している。hanareで2018年グッドデザイン賞金賞受賞/ファイナリスト選出など。

八木 彩 Aya Yagi

アートディレクター /
クリエイティブディレクター|
アレンス株式会社 代表取締役

1985年兵庫県生まれ。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を卒業後、電通へ入社。クリエーティブ局に所属し、クラシエ、資生堂、大塚製薬、サントリーホールディングス、日本コカ・コーラ、カゴメ、ファーストリテイリング、三井不動産、三井住友銀行など様々な企業の広告企画制作を担当。その後、社内横断組織Future Creative Centerに所属し、ブランディングデザインに携わる。2023年に独立し、アレンス株式会社を設立。現在は、ブランディングデザインを専門とし、コンセプト開発・商品開発からコミュニケーション設計までを、アートディレクションを軸に、トータルで手掛けている。受賞歴として、NY ADC賞、ADFEST、ACC賞などがある。

柳沼 周子 Shuko Yaginuma

バイヤー|
株式会社エンファクトリー

百貨店勤務を経て、2006年よりオンラインセレクトショップ「STYLE STORE」に参画。17年間の現場でのバイヤー業務の傍ら、商品開発や販路開拓アドバイザー、デザインコンペ審査員としての活動を行う。