優秀賞
加工精度を軸とした
新たな事業モデルの提案
平野北斗(ディレクター)・柳沢駿(プロダクトデザイナー)【MAST】、
明里圭修(アートディレクター)【CRATER】
平野北斗(ディレクター)・柳沢駿(プロダクトデザイナー)【MAST】、
明里圭修(アートディレクター)【CRATER】
サルトルのデジタル精密加工と手加工が行き来する独自の加工体制に着目し、加工技術そのものを事業資産として再定義する事業モデルを提案。加工を「KAKOE」として整理・定義し、技術の組み合わせを可視化することで、下請け的受注から相談・共創を起点とした一次請けへと接続し、既存事業の強化を目指す。
平野 北斗(クリエイティブディレクター)
柳沢 駿(プロダクトデザイナー)【MAST】MASTは、ディレクターとプロダクトデザイナーによるデザインユニット。中小企業の技術や素材の本質を捉え、クリエイティブ発想とプロダクトデザインを融合させて新規事業・商品を創出する。企画・開発から販促、販売戦略まで一貫して伴走し、人の暮らしを豊かにする体験と、つくり手の価値が正しく伝わる事業を設計している。
明里 圭修(アートディレクター)【株式会社クレーター】株式会社クレーター代表のアートディレクター。ブランディングとデザインを軸に、企業やブランドの本質を可視化し、ロゴからウェブまで体験全体を設計する。「この星に、つめあとを残せ。」を理念に、志や物語に寄り添うブランド構築を実践。国内外のデザイン賞を受賞し、価値を社会に確かに残すデザインを追求している。
審査委員の評価
企業の持つ優れた加工技術そのものをブランド化することにより、これまで伝えきれていなかった強みを可視化し、新たな価値を生み出した提案である。「自社技術をどのように知ってもらうか」という中小企業が抱える普遍的な課題に対し、実効性のあるアプローチを示している。顧客として
想定されるクリエイターの創造力を喚起する可能性も感じられ、今後の展開につながる第一歩として期待できる。