優秀賞
生分解性樹脂と
精密金型技術を活用した
人を自然へ導くギアの提案
三谷悠人(デザインエンジニア)、鍋田知希(デザイナー)
三谷悠人(デザインエンジニア)、鍋田知希(デザイナー)
生分解性バイオマス樹脂PLAと精密金型技術を活かしたルアーブランド「PLureA」。日常的に持ち歩けるルアーを通じて人と自然の関係を再接続し、行為の循環を体験として設計する。再成形サービスを含むtoC展開を起点に、素材・技術価値の再定義と事業拡張を目指す。
三谷悠人(デザインエンジニア)大学にてデザイン工学を学び、空間広告系の会社を経て、設計と実装を軸とするクリエイティブプロダクションにてデザインエンジニアとして活動している。構想から機構設計、試作、実装までを一貫して担い、技術と表現を接続するプロセスを強みとする。
鍋田知希(デザイナー)多様なマテリアルを用いたプロトタイピングを起点に、空間・プロダクト・グラフィックといった領域の垣根を越えたボーダレスなデザイン提案を行う。素材研究や試作を通じてコンセプトを可視化し、体験価値へと昇華させるプロセスを強みとする。展示空間やインスタレーション、プロダクト開発まで幅広く手がける。
審査委員の評価
環境負荷は低いものの高コストゆえに普及が進まない生分解性樹脂を用いるという難しいテーマに対し、企業の持つ射出成形技術と金型製造技術と掛け合わせることで、新たな提案を生み出している。限られた条件の中で、創造性の高さと完成度を備えた製品へと落とし込まれている点を評価した。今後さらに検証と改良を重ねることで、可能性が一層広がることを期待したい。